ブログを開設し、https://~とSLL化はしたけれども、http://と入力してもサイトが表示されていませんか?これは2サイト同じ内容のものが存在する(ミラーサイト)と認識され、SEO評価が下がる可能性があります。
SLL化が完了したら必ず、「http://~」と入力した際、「https://~」にリダイレクトがされる設定にしておきましょう。(リダイレクトとは、旧URLが新URLに自動的に転送されること)
設定方法は次の2つがあります。1つ目の「.htaccess」は難しくない設定ですが、ソースコードを触るのが苦手な人にはワードプレスのプラグインを利用する方法もあるので、合わせてご紹介します。
- 「.htaccess」のファイルにリダイレクトのコードを追記する方法
- プラグインで対応する方法
urlの横のマークの種類をチェック
リダイレクト設定をする前にまずは、ご自身のサイトがSLL化されているかをチェックしてください。URLの前には「htttps://」とsがついていますでしょうか?さらにGoogle ChromeでURLの横に下記のマークがついていればSLL化はOKです!
以前はSSL化されたサイトは、鍵アイコンがついていましたが、現在ではこのtune(調整)アイコンが表記されます。(2023年9月に鍵アイコンは廃止されました)
サーバーでSSL化していない人はロリポップ(レンタルサーバー)の管理画面からSLL化をしておきましょう。
ロリポップ管理画面【セキュリティ】>【独自SSL照明書導入】→【無料独自SLLを設定する】
httpをhttpsに301リダイレクトする方法
SLL化が確認できたら、早速httpをhttpsにリダイレクト設定をしていきましょう。
リダイレクトには種類がありますが、恒久的にリダイレクトをしたい場合は301リダイレクトを選択します。一般的にhttpをhttpsにリダイレクトする場合は、301リダイレクトを設定します。
その1.[.htaccess]ファイルでリダイレクト設定(ロリポップ)
今回は、レンタルサーバーロリポップで[.htaccess]ファイルを使って、httpで検索したものをhttpsのページに遷移するようにリダイレクト設定する方法をご紹介します。
コード部分を触るので設定前には、バックアップをとることをおすすめします。
ロリポップでの作業
ロリポップにログインして【サーバーの管理・設定】>【ロリポップ】
ロリポップのFTP画面にきりかわります。FTPでファイル化したものをWebサーバーに転送しています。ワードプレスで作成したものがここに集約されています。まずは、リダイレクト先のドメインと同じ名前のファイルを選択。
【.htaccess】を選択します。
【.htaccess】を開き下記のコードを最上部に追加します。その際、最初から記載しているコードは絶対に消さないように注意してください。入力できたら【保存する】をクリック。
このコードを入れる事で、全てのページでhttpからhttpsへリダイレクトされます。
www.example.comはご自身のサイトURLを入れます。
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://www.example.com/$1 [R=301,L]
</IfModule>
その2.プラグインで簡単にリダイレクト
ワードプレスを利用されているならば、プラグインだけで簡単にSSLリダイレクトが完了します。
ワードプレスの管理画面の【プラグイン】から、「Really Simple SSL」をインストールし「有効化」するだけ。
作業はこれだけです。これでHTTPでアクセスしても全てHTTPSに自動でリダイレクトしてくれます。
リダイレクトチェックで確認
リダイレクトができているかを調べる無料で使えるツール(リダイレクトチェック)があります。とても便利なのでご紹介します。
httpのURLを入れチェックするをクリック!リダイレクト先も表示されチェックできます。
確認できたら終了です。お疲れさまでした。
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