50代後半にもなると親の介護問題が発生してきました。いつ何時呼び出されるか……。仕事をしていると急にはお休みがとれない。その点、時間のやりくりが容易にできる在宅フリーランスなら大丈夫。
在宅フリーランスは、介護も仕事も両方こなせるのが、この世代にとって最大の魅力です。
しかしながら、どの職業でも在宅で出来るとは限りません。
では、どのような職種があるのか?収入はどのくらいあるのか?またスキルとしてどのようなものが必要なのか?を中心にご紹介します。
スキルはいつからでも身につきます。諦めずにがんばっていきましょう。
Webライティンターの在宅フリーランス
資格不要のWebライティンターは文章を書くことが得意な女性にとって、ウェブコンテンツのライティングや編集は比較的始めやすい仕事。ブログ記事、ウェブサイトのコピー、SNSの投稿など、多岐にわたる仕事があります。ライティングスキルを活かしてクライアントの要望に応じたコンテンツを制作することが求められます。
初心者でも仕事を貰えるチャンスはありますが、1文字1円程度と単価は低め。多く稼ぐには実績以外に記事構成やSEOの知識などプラスαのスキルが必要。
また基本ノーコードツールのワードプレスは扱えるのが基本であることが多いことから、スマホだけでなくPCの用意が要ります。
平均年収 | 約200万(1文字単価1~10円) |
必要な基本スキル | Webライティング |
あるといいスキル | ワードプレス/SEO知識/記事構成力 |
Webライティング案件獲得先
Webライティングの案件獲得先の王道はクラウドソーシングの利用。予め登録をしてWebライティングの案件を探します。日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」であれば、記事やWebコンテンツの作成の他、名前募集や編集、校正、リライトなど自分にあった案件から選ぶことができます。
クラウドソーシングであれば、タスク案件の費用に対してシステム使用料がかかるので、ある程度上級者になると直接契約で仕事を貰う人もいます。
案件獲得先 | クラウドワークス(CrowdWorks)/企業との直接契約 |
クライアントに認められ契約更新を重ねると、単価がアップしていきました。
Webライティングを学べるおススメ本
Webデザイナーの在宅フリーランス
Webデザイナーはクリエイティブな才能を発揮できる仕事です。リモートでできるので特に女性の活躍が多い人気の職種。
主な仕事は、企業のロゴデザインやウェブサイトのバナー、SNS用の画像など、デザインのニーズは多岐にわたります。実績がない時期は、単価が低めで引き受けしなければなりませんが、実績を積み提案力が付いてくると単価が上がり稼ぐことができます。
Webデザイナーの収入
一通りできる1年目で月収は約18万円、3年目にもなると約50万円位の月収がある人も。
スキルは独学でも可能ですが、初期投資が必要な短期間で学べるWebデザイナー講座などが多くあります。
平均年収 | 443万円 |
必要な基本スキル | 企業の要望を表現する力/イラストレーションやフォトショップなどのデザインソフト |
あるといいスキル | HTML / CSS / JavaScript |
Webデザイナー受注の制作相場
Webデザイナーが仕事を受ける相場は制作物によって異なります。一般的に下記のような相場です。
きれいなものを作るだけでなく、制作物にマーケティング力など備わればより単価も高くなる傾向も……。
バナー制作 | 5,000円~20,000円 |
サイト全体制作 | 500,000円~1,000,000円 |
Webデザイナー案件獲得先
クラウドソーシングで代表的なものとして日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」があげられます。起業からの依頼案件が多くあり、自分にあった仕事を見つけられます。
またフリーランス専用のエージェント「レバテック」も企業とフリーランスのWebデザイナーを繋げる手段として多くのWebデザイナーが登録しています。
案件獲得方法 | クラウドワークス/レバテック/SNSなどで自分を売り込む/知人の紹介 |
Webデザイナーが学べるおススメ本
オンライン教育講師の在宅フリーランス
自分の得意な分野を教えることができる女性にとって、オンライン教育プラットフォームでの講師活動もおすすめです。言語、技術、趣味、健康など、幅広い分野で教材を提供することができます。
オンライン教育講師の収入
平日メインでも休日メインでも働き方を選ぶことができるのも嬉しいポイント。オンライン講師の時給は一般的に2,000円~5,000円といわれています。
人に教えるとなると事前準備が必要ですが、時給はその分が入っているのか?教えている時間だけなのか?ということを確認しておきましょう。
平均年収 | 約200万円~約500万 |
必要な基本スキルと設備 | コミュニケーション力/専門知識/PC/PCカメラ |
オンライン教育講師の案件獲得先
クラウドソーシングの活用が一般的です。実績があまりない人はまずはクラウドソーシングで、報酬をもらいながら実績を作っておくのがおすすめです。
実績を積めば、気になる企業のHPに講師募集があるかどうかを確認し、応募してみましょう。
案件獲得方法 | クラウドワークス/企業との直接契約/SNSなどで自分を売り込む/知人の紹介 |
ブログ アフィリエイターの在宅フリーランス
ブログで自分のサイトを持ち、そのサイト内に広告を貼り、収益を得る人のことをアフィリエイターをいいます。
Webライティンターと同じ仕事内容ではありますが、自分のサイトなので企画立案、ライティング、SEO対策、アクセス解析、広告の選定など全て自分で行います。
ブログ アフィリエイターの収入
平均年収 | 数千円~500万円 |
必要な基本スキルと設備 | ワードプレス/SEO知識/アクセス解析/Web知識 |
収入はどれだけブログに集中して作り上げる方で異なります。全く稼げなく辞めていく人も多いのが現状です。
やる気とやり方、外注化を上手く取り入れれば、青天井の収益を得ることができるとも言われています。
物販ビジネスの在宅フリーランス
物販ビジネスとは、商品を安く仕入れて高く売り利益を得るビジネスのこと。
商品は形のあるもので、知識を売るビジネスは物販ビジネスとはいいません。
平均年収 | 数千円~ |
必要な資格 | 中古品販売の場合「古物商許可証」が必要 |
フリマサイトやオークションサイトなどで販売しています。主な販売先は下記があげられます。個人でサイトを立ち上げても集客できないので、大手のショッピングサイトに出店することで売上を伸ばせます。
ただし全て、出店料や売れたものに対しての料率が課せられるので、予め確認をしておきましょう。
フリマサイト | 楽天ラクマ/メルカリ/Yahoo!フリマ |
オークションサイト | ヤフオク! |
海外向けサイト | ebay(イーベイ) |
販売サイト | BASE/Amazon/楽天市場/Yahoo!ショッピング |
女性在宅フリーランスのまとめ
今はネットを使えば在宅で仕事ができる便利な時代。嫌な職場環境にも満員電車などにも苦しめられることなく自由に働ける在宅フリーランス。
しかしながら会社では当然の様に合った仕事は、自分で獲得していかなければなりません。
最初は仲介業者を通して仕事を貰うのが一般的ですが、努力次第でクライアントと信頼関係が持てれば、安定した収入源となることでしょう。
努力次第で道が開けるというのも、フリーランスの魅力かもしれません。